
7月1日に国土交通省による2025年の路線価の価格が発表されました。
路線価とは、全国の主な道路に面した地点について、1平方メートル当たりの評価額を国税庁が算定したもので、相続税や贈与税を計算する基準になります。
それでは、令和7年福島県郡山市の路線価の価格をご紹介します。
令和7年 福島県郡山市の地価公示価格(地鑑定委員会が公表する土地の価格)一覧はこちら
福島県郡山市における路線価の価格について
今回の発表によると福島県郡山市の路線価の住宅地の価格平均は、59,200円で平均変動率が3.0%上昇し、13年連続の上昇となりました。
また、商業地も106,600円と5.1%上昇し、5年連続上昇しました。
住宅地の地価動向について
郡山市の住宅地で、最も高価格地点は神明町111番11「神明町2-15」で136,000円/㎡でした。
最も低価格地点は湖南町中野字諏訪前2408番3で7,760円/㎡。
変動率(プラス)最高位基準地は福島県内でも一番の上昇となる郡山市桑野2丁目113番4「桑野2-15-6」で、8.5%の上昇率でした。
郡山市の不動産市場は、令和7年においても引き続き堅調な動きを見せています。
特に、郡山駅周辺では、生活利便性の高さから需要が集中しており、地価の上昇傾向が続いています。
一方で、郊外部では上昇幅が限定的であり、地域によって二極化が進んでいることが読み取れます。
背景としては、郡山駅西口で進む再開発事業や、商業施設・生活インフラの集積が挙げられ、再開発による利便性向上や将来の人口流入期待が、市場全体を下支えしている状況です。
福島県郡山市の地価の路線価一覧
(単位:円/坪)
※上記一覧は住宅地、商業地すべての順位となっております。
前年価格、変動率は下記PDFファイルをご確認ください。
2025年 郡山市路線価の価格一覧 [PDFファイル]
詳しくはこちら→「令和7年度 福島県地価調査基準地の標準価格等」
不動産価格が上昇している今が売り時!
郡山市の不動産市場は令和7年も堅調に推移しており、郡山駅前では引き続き、市街地再開発事業や、区画整理事業の進展が予定されており、これらが住宅需要や商業需要を押し上げる材料になると期待されています。
特に駅周辺の利便性強化や新しい生活拠点の形成は、住宅地の価値をさらに高める要因となるでしょう。
一方で、市全体としては人口減少や少子高齢化の影響が避けられず、需要が集中するエリアとそうでないエリアの差が拡大していく可能性もあります。
将来的な価格動向は地域ごとに分かれやすく、立地条件を踏まえた判断が一層重要になるため、早めに専門家へご相談されることをお勧めいたします。
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地域の市場動向を踏まえた適切な価格設定と、効果的な販売戦略により、お客様の大切な資産を最大限に活かすお手伝いをさせていただきます。
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