
2025年3月18日、国土交通省から最新の公示地価が発表されました。
公示価格とは、国土交通省が毎年発表する土地の価格のことで、毎年1月1日時点の土地の価格が3月下旬頃に公表されます。
国土交通省が選定した不動産鑑定士が、土地の利用状況や周辺環境などを考慮して鑑定するため、客観的な価格といえます。
そのため、一般の土地取引や相続税や固定資産税の計算基準として活用されるとともに、不動産投資の判断材料としても活用されます。
ここでは、福島県郡山市の2025年地価動向や地価公示価格を一覧でご紹介します。
令和7年 福島県郡山市における地価の価格について
今回行われた令和7年地価公示は、原発事故に伴う帰還困難区域を除く、42の市町村の434の地点で調査が行われました。
(帰還困難区域となっている富岡町の一部と双葉町、大熊町の6地点では調査を休止)
今回の発表によると福島県郡山市の地価の価格平均は、住宅地では65,200円(㎡)、商業地では125,500円(㎡)です。
郡山市の住宅の最高価格は郡山市神明町111番11「神明町2-15」で136,000円(㎡)。
郡山市の商業地のの最高価格は郡山市駅前1丁目112番 「駅前1-6-6」 で396,000円(㎡)。
そして郡山市で一番の上昇となった地点は細沼町36番3「細沼町9-1」で+12.0%でした。
令和7年度 福島県郡山市の地価公示価格一覧
(単位:円/坪)
前年価格、変動率は下記PDFファイルをご確認ください。
2025年 郡山市地価公示の価格一覧 [PDFファイル]
詳しくはこちら→「令和7年 福島県地価公示」
2025年 福島県郡山市の土地市場が示す新たな可能性
2025年の福島県郡山市の公示地価は、都市部を中心に顕著な上昇傾向を示しています。
特に、駅周辺や商業施設の発展に伴い、利便性の高いエリアでは地価が著しく高騰しており、これは郡山市の都市機能の集約化と、それに伴う住環境の向上が不動産市場に好影響を与えている証拠と言えるでしょう。
この地価上昇の背景には、堅調な住宅需要と不動産投資への関心の高まりが挙げられます。
低金利環境や住宅ローン減税などの支援策に加え、郡山市の将来的な発展を見越した投資家の動きが活発化しており、これが地価を押し上げる要因となっています。
このような市場動向を踏まえれば、現在土地を所有されている方にとって、2025年は高値売却の絶好の機会と言えるでしょう。
地価上昇は、相続税評価額の上昇にも繋がるため、早めの売却は将来的な相続税対策としても有効です。
また、遊休資産となっている土地を売却し、現金化することで、新たな投資や生活資金に活用することも可能です。
土地・空き家買取サポート福島は、郡山市の最新の地価動向や不動産市場の状況を常に把握し、お客様の土地の適正な価格査定と売却戦略をご提案いたします。
郡山市の土地売却に関するご相談は、ぜひ土地・空き家買取サポート福島にお任せください。

空き家バンクとは?概要と不動産業者との違いを解説
空き家バンクとは?
空き家バンクは、自治体が運営する仕組みで、空き家を売りたい・貸したいと考えている所有者と、空き家を購入・賃借したいと考えている利用希望者をマッチングするサービスです。
特に地方自治体で多く導入されており、地域の空き家問題を解決するとともに、移住や定住を促進する目的で運営されています。空き家を活用することで地域活性化や人口減少対策にもつながっています。
空き家バンクの仕組み
1.空き家の登録
空き家所有者が自治体に登録を申し込みます。
登録時には、物件の写真や詳細情報を提供します。
2.利用希望者の検索
利用希望者は、自治体の空き家バンクウェブサイトで物件情報を閲覧し、条件に合う物件を探します。
3.仲介・契約
所有者と利用希望者が合意すれば、売買契約や賃貸契約を進めます。
多くの場合、不動産業者が間に入ることは少なく、直接交渉が行われる場合があります。
空き家バンクのメリット
・低価格の物件が多い
空き家バンクは営利目的ではないため、仲介手数料がかからない場合があります。
また、地方にある空き家は、物件価格が相場よりも安く設定されていることが多く、格安で購入や賃借が可能です。
・自治体からの補助金や支援制度が利用可能
リフォーム補助金や移住支援金など、自治体独自のサポートが受けられる場合があります。
各地域によって、補助金制度の内容が異なるため事前の確認が必要です。
・賃貸収入も狙える
空き家を賃貸物件として登録することで、賃貸収入を得ることができます。
使わなくなった家を有効活用しつつ、収入源にすることが可能です。
空き家バンクのデメリット
一方で、空き家バンクには以下のようなデメリットもあります。
・物件情報が限定的
空き家バンクに登録されている物件数は多くなく、選択肢が限られることがあります。
・手続きが煩雑
契約に至るまでに、自治体との調整や所有者との交渉が必要な場合があります。
・仲介サポートが弱い
不動産業者が関与しないケースが多いため、手続きや価格交渉を自分で進めなければならない場合があります。
空き家バンクと不動産業者の違い
空き家バンク | 不動産業者 | |
---|---|---|
運営者 | 自治体 | 民間業者 |
物件の種類 | 地域の空き家 | 幅広い物件(マンションや新築住宅など) |
手続きのサポート | 基本的に利用者が主体で進める | 専門スタッフが手厚くサポート |
費用 | 仲介手数料がかからない場合が多い | 仲介手数料が発生する場合あり |
空き家バンクは、低コストで物件を探したい方や地域に密着した物件を求める方に適しています。
一方、不動産業者は、幅広い選択肢や手厚いサポートを重視する方に向いています。
空き家や土地の活用でお悩みの方はご相談ください
空き家バンクは、地方移住や空き家活用を検討している方にとって、とても有用な仕組みです。ただし、その運用には課題もあるため、利用の際は事前に十分なリサーチを行うことが大切です。
一方で、スムーズな物件売却や購入・賃貸の手続きを希望される場合は、不動産を扱う専門業者を利用するのがおすすめです。
土地・空き家買取サポート福島では、不要になった空き家や土地を直接買取し、お客様一人ひとりのニーズに合わせたサポートを行っております。空き家の処分や売却でお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください!

福島県で初の行政代執行「特定空き家」問題が深刻化

福島県で築65年の老朽化した空き家が「特定空き家」に指定され、行政代執行が実施されました。
この空き家は所有者間の意思決定が進まず、長期間放置されていたものですが、倒壊の危険性や周辺環境への悪影響が問題視されていました。
近年、福島県内ではこのように管理が行き届かない空き家が増加傾向にあります。
空き家を放置すると、税金や管理費がかさむだけでなく、近隣トラブルの原因にもなり得ます。
また、特定空き家に指定され行政代執行が行われた場合、解体費用は一時的に自治体が立て替えますが、最終的には所有者に請求されるため注意が必要です。
空き家の管理や売却、活用方法についてお困りの方は、土地・空き家買取サポート福島へ、ぜひお気軽にご相談ください。
弊社では、空き家の有効活用をサポートし、地域社会への貢献を目指しています。

【令和6年7月1日発表】福島県郡山市の「路線価」価格一覧(坪単価)

7月1日に国土交通省による2024年の路線価の価格が発表されました。
路線価とは、全国の主な道路に面した地点について、1平方メートル当たりの評価額を国税庁が算定したもので、相続税や贈与税を計算する基準になります。
それでは、令和6年福島県郡山市の路線価の価格をご紹介します。
令和6年 福島県郡山市の地価公示価格(地鑑定委員会が公表する土地の価格)一覧はこちら
福島県郡山市における路線価の価格について
今回の発表によると福島県郡山市の路線価の住宅地の価格平均は、56,700円で平均変動率が3.8%上昇し、12年連続の上昇となりました。
また、商業地も100,200円と4.9%上昇し、4年連続上昇しました。
住宅地の地価動向について
郡山市の住宅地で、最も高価格地点は神明町111番11「神明町2-15」で135,000円/㎡でした。
最も低価格地点は湖南町中野字諏訪前2408番3で7,900円/㎡。
変動率(プラス)最高位基準地は福島県内でも一番の上昇となる郡山市桑野2丁目113番4「桑野2-15-6」で、9.3%の上昇率でした。
郡山市の不動産市場は、令和6年においても引き続き堅調な動きを見せています。
特に、郡山駅前の商業地では、郡山市大町二丁目地区地域生活拠点型再開発事業により、高度利用への期待が高まっており、地価の上昇傾向が続いています。
住宅地においても、郡山駅周辺や駅までのアクセスが良く住環境の良好な地域では、需要が活発化しており、地価は上昇傾向にあります。
一方、郊外部の地価動向は、中心部ほどの勢いはないものの、緩やかな上昇傾向にあると言えそうです。
ただし、人口減少と高齢化の影響は無視できない要因であり、今後の動向を注視する必要がありそうです。
今後は2024年度の区画整理事業完了や2025年度の市街地再開発完成により、不動産投資の活性化と居住人口の増加が期待され、不動産市場も活発化すると考えられます。
福島県郡山市の地価の路線価一覧
(単位:円/坪)
※上記一覧は住宅地、商業地すべての順位となっております。
前年価格、変動率は下記PDFファイルをご確認ください。
2024年 郡山市路線価の価格一覧 [PDFファイル]
詳しくはこちら→「令和6年度 福島県地価調査基準地の標準価格等」
不動産価格が上昇している今が売り時!
郡山市の不動産市場は令和6年も堅調に推移しており、特に郡山駅前では地域生活拠点型再開発により地価が上昇傾向にあります。
そのため、郡山駅周辺の利便性が高い住宅地では需要が増加しており、高価格での取引が期待できます。
一方、郊外部の地価動向は、穏やかに上昇してはいますが、人口減少と高齢化の影響は無視できない要因であるため、以前のような価格下落リスクを避けるためにも、早めの売却をお勧めいたします。
弊社は、豊富な経験と専門知識を有するスタッフが、お客様の不動産売却をトータルサポートいたします。
地域の市場動向を踏まえた適切な価格設定と、効果的な販売戦略により、お客様の大切な資産を最大限に活かすお手伝いをさせていただきます。
福島県郡山市で土地や中古住宅・空き家の売却をお考えの方は、まずはお気軽に土地・空き家買取サポート福島の無料査定をお試しください。

福島県郡山市の空き家を売却されたお客様の声

福島県伊達市の土地を売却されたお客様の声

福島県石川郡の土地を売却されたお客様の声

空き家の解体に最大50万円補助!
【令和6年度】 郡山市老朽空家除却費補助金
今年も郡山市は、空き家対策の一環として、老朽化した空き家の除去にかかる費用の一部を補助します。
放置された空き家は、建物の倒壊の危険性や、不法侵入や放火などの犯罪リスクだけではなく、害虫・害獣の発生や景観の悪化など周辺地域の衛生環境に悪影響を与えます。
老朽化した空き家の解体をお考えの方は、この機会をぜひご検討ください。

申し込み期間 | 令和6年7月1日(月)~令和6年12月2日(月) |
---|---|
対象経費 | 除却工事費(消費税及び地方消費税は含まない) ※建物の除却に要する費用(家財、車両、門、塀及び立木等の除却費用は含まない) ただし床面積×限度単価以内(木造31,000円/鉄骨造44,000円) |
補助率 | 1/2 |
限度額 | 50万円 |
工事条件 |
・建設業法等の許可を受けた事業者による工事 ・市の交付決定後に契約・着手する工事 ・他の補助金を受けていない工事 ・建物の一部除却、建替え目的でない工事 |
福島県で土地や空き家の買い取り・査定なら『土地・空き家買取サポート福島』にお任せください!
相続した空き家の維持管理でお困りの方、古い家だから売却できないと諦めていませんか?
福島県郡山市の『土地・空き家買取サポート福島』では、郡山市を中心に福島市やいわき市など、福島県内全域で不動産の買い取りを行っています。
状態が悪い物件でも、解体することなく、そのままの状態で買い取りできますので、ご安心ください。
また、遠方にお住まいで直接お越しいただけない場合でも、お電話やメールでご相談いただけます。
豊富な実績と知識を持つスタッフが、迅速かつ丁寧に、そしてプライバシーに配慮して対応いたします。
ぜひお気軽にお問い合わせください。

2024年 夏季休業のお知らせ
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
誠に勝手ながら、弊社では以下の期間を夏季休業とさせていただきます。
休業期間中、お客様には大変ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
- 【夏季休業期間】
- 2024年8月13日(火)~2024年8月16日(金)
休業期間中もメールフォームからのお問合せは受け付けております。
頂いたお問い合わせにつきましては8月17日(土)以降、順次対応してまいりますのでご了承くださいますようお願い申し上げます。

【2024年3月26日発表】令和6年 福島県郡山市の「地価公示」価格一覧

2024年3月26日、国土交通省から最新の公示地価が発表されました。
公示価格とは、国土交通省が毎年3月にその年の1月1日時点における全国の標準地の土地価格を公示するもので、一般の土地取引や相続税評価・固定資産税評価の目安として活用されるとともに、公共用地の取得、金融機関の担保評価、企業が保有する土地の時価評価の基準・指標としても活用されます。
気になる令和6年の福島県郡山市の地価の価格を一覧でご紹介します。
福島県郡山市における地価の価格について
今回行われた令和6年地価公示は、全国約26,000地点を対象に実施されています。
福島県内においては42市町村(13市22町7村)に計441地点で鑑定評価を実施しました。
(東京電力福島第一原子力発電所事故に伴い、帰還困難区域となっている富岡町の一部と双葉町、大熊町の6地点では調査を休止)
今回の発表によると福島県郡山市の地価の価格平均は、住宅地では62,400円(㎡)、商業地では118,400円(㎡)です。
郡山市で最も高価格地点は駅前1丁目112番「駅前1-6-6」で382,000円(㎡)。
最も低価格地点は三穂田町八幡字後町5番1で9,790円(㎡)。
そして郡山市の変動率は細沼町36番3「細沼町9-11」で一番の上昇となり+8.7%でした。
新型コロナが感染症法上の5類となり人の流れが回復したことや、再開発事業で郡山市など都市部を中心に地価の上昇が続いており活発な取引が行われています。
特に、日和田町では複合型商業施設に近接し、かつ価格が手ごろなため地価が8.1%上昇しました。
これは、地域の商業施設の発展が地価に与えた影響を示しています。
しかし、利便性の高い地域とそれに劣る地域との間で、価格の差が顕著になり前年に続き二極化が進行しています。
- 【住宅地】
- 住宅地では、内環状線から郡山駅寄りの中心部の住宅地では供給が細っている反面、資金的に余裕のある層を中心に需要が強く、取引価格は継続的に上昇しています。
また、中心部で地価上昇を牽引していたエリアでは、地価及び土地建物総額が上限水準に達し上昇率は鈍化し、その周辺エリアが需要の受け皿となって上昇率が拡大しました。
一方で、令和元年の東日本台風の被害を受けた地域においては、前年と比較して下落率は縮小したものの下落が継続しています。 - 【商業地】
- 商業地では、郡山駅前地域において新型コロナの影響により繁華街において収益性の低下が続いていたが、昨年の5類移行を経て、回復傾向が鮮明になり、駅前再開発もあり上昇しました。
また、住宅系の利用も可能な市街地の既成商業地についても、背後住宅地の地価上昇の影響を受け、これまでの水準を大きく上回る価格帯での取引がみられ、上昇率が拡大しました。
令和6年度 福島県郡山市の地価公示価格一覧
(単位:円/坪)
前年価格、変動率は下記PDFファイルをご確認ください。
2024年 郡山市地価公示の価格一覧 [PDFファイル]
詳しくはこちら→「令和6年 福島県地価公示」
様々な要因が複雑に絡む2024年福島県郡山市の公示地価
福島県郡山市の2024年の公示地価では、県全体でも3年連続で上昇地点数が下落地点数を上回り、不動産市場は比較的安定しています。
地価が上昇しているエリアでは、将来の売却を見込んで、資産性を重視した土地を購入する傾向が広がっている一方で、国際情勢が不動産市場に影響を与える可能性があり、為替変動や企業業績の変化など、世界的なマクロ経済の動向が住宅地価や不動産価格に反映されることが考えられます。
実際に建設資材の高騰により、市街地の高い土地を購入することを控える動きが見られ、比較的安価な郊外の土地を求める傾向が増加しています。
また、郊外の商業施設の発展により、市街地以外の地域への注目も増えています。
このような状況を踏まえて、郡山市の地価動向は地域の特性や需要動向、経済情勢などを総合的に分析し、将来の投資や取引に備えることが重要です。
土地・空き家買取サポート福島では、お客様の土地の動向をしっかりと把握し適切なアドバイスができるように日夜、情報収集・精査に努めております。
福島県郡山市で土地の売却、空き家の有効活用をお考えの方は、お気軽にご相談ください。