7月3日に国土交通省による2023年の路線価の価格が発表されました。
路線価とは、全国の主な道路に面した地点について、1平方メートル当たりの評価額を国税庁が算定したもので、相続税や贈与税を計算する基準になります。
それでは、令和5年福島県郡山市の路線価の価格をご紹介します。
令和5年 福島県郡山市の地価公示価格(地鑑定委員会が公表する土地の価格)一覧はこちら
福島県郡山市における路線価の価格について
今回の発表によると福島県郡山市の路線価の住宅地の価格平均は、54,000円で平均変動率が3.0%上昇し、11年連続のプラスとなりました。
また、商業地も94,400円と4.1%上昇し、3年連続のプラスです。
住宅地の地価動向について
郡山市の住宅地で、最も高価格地点は神明町111番11「神明町2-15」で133,000円/㎡でした。
最も低価格地点は湖南町中野字諏訪前2408番3で8,050円/㎡。
変動率(プラス)最高位基準地は福島県内でも一番の上昇となる並木1丁目14番19で、9.8%の上昇率でした。
超低金利の継続に加え、コロナ禍に起因した賃貸共同住宅から戸建て住宅への需要シフト等の住宅需要を押し上げる要因もあって、郡山市では、郡山駅から比較的近く交通利便性や住環境の良好な住宅地域を中心に需要が強くなっています。
一方で郡山市郊外では、人口減少と高齢化により土地需要の低迷が続いており、その結果、下落幅は少なくなっているものの継続して下落しています。
また、2022年のウクライナ情勢の影響により、原材料高騰による建築コストの上昇、部品等の供給不足による資材の納品遅れから起こる不動産取得競争の激化・取得価格の上昇等は依然顕著であり、不動産マーケットに与える影響を注視すべき状況が続いております。
福島県郡山市の地価の路線価一覧
(単位:円/坪)
※上記一覧は住宅地、商業地すべての順位となっております。
前年価格、変動率は下記PDFファイルをご確認ください。
2023年 郡山市路線価の価格一覧 [PDFファイル]
詳しくはこちら→「令和5年度 福島県地価調査基準地の標準価格等」
不動産価格が上昇している今が売り時!
新型コロナウイルス感染症や2022年問題、ロシアによるウクライナ侵攻など、不動産市場に影響のある要因が山積みの現在ですが、不動産価格は上昇しているため、売却するには絶好のタイミングといえます。
特にウッドショックによる新築住宅価格の上昇は、中古住宅の価格も押し上げるため中古住宅や空き家は今が売り時と言えるでしょう。
また、毎年春と秋は新学期や人事異動による転勤のタイミングと重なるため、不動産の売買が活発になります。
このようなタイミングを狙って不動産売却を進めると、売れない状態を回避でき、スムーズに高値での売却が期待できます。
ただし、家の状態や土地の条件などそれぞれ違うため、売却方法やタイミングを誤ると想定より低い価格で売却することになり、損失が生じる可能性もあるため注意が必要です。
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