福島県郡山市で相続後の実家をスムーズに処分できる4つのコツ

福島の相続した家をスムーズに売却する方法

郡山市から固定資産税納付書が送られてきたのをきっかけに、相続した実家の処分を考えるケースが多く見られます。

しかし、実際に処分しようと決めても、何から手を付けたら良いのか分からない、そうこうしているうちに面倒になってきてしまい、気が付いたら何年も放置…。

毎年固定資産税を払い続けているなんてことはありませんか?

そのお悩みを解決する方法をご紹介します。

実家の処分をスムーズに行うための4つのコツ

ここでは、実家を円滑にスムーズに処分するために行っておくべき事柄やコツについてご紹介します。

実家処分のコツ1 「実家の処分=解体」にストップ!

数年前に相続した実家を処分しようと考えた時、相続後すぐであれば次に住みたい方が買ってくれたのにと思う事がありますよね。
まだ状態がきれいであれば、比較的買い手も付きやすいですし、賃貸で借りたいという方がいればそれは家賃収入になります。

しかし、数年経ってしまった実家については、郡山市では多くの方が「もうボロボロだから解体しなくては。でも解体する費用もないから…」と、放置してしまっているケースがほとんどです。

その上、「実家を更地にする=土地の固定資産税が6倍に跳ね上がる」ことになりますので、放置したくなる気持ちは分かります。挙句、解体したからといって、その土地を誰かが買ってくれるという確固たる保証はどこにもありません。

費用を掛けて解体したものの、買い手がつかずに税金が跳ねあがる。

こんな負のスパイラルは避けたいですよね。

では、円満解決をするには、どのようにすれば良いのでしょうか?
まずは「古い=解体」という考えを捨てて下さい。そして家ごと買い取ってくれる業者を探すことが費用が掛からない良い解決策と言えます。

実家処分のコツ2 売却ができる不動産屋さんを探す

出来るだけ費用はかけたくないと考えると、やはり「そのまま売る」というのがベストです。
しかし築年数の古い実家を買いたいと言ってくれる方を見つけるのは、個人では大変です。
大抵の場合は不動産屋さんに相談することになるでしょう。

ここで大事なのは、その不動産屋さんが「何を得意としているか」を見極めることです。

一口に不動産屋さんといっても、それぞれに得手不得手があります。
例えば、賃貸を得意としている会社、仲介業を得意としている会社、投資運用に特化している会社など、郡山市にある不動産屋さんだけでも得意としているところは多岐に渡ります。
また、その他にも「買取り」が得意な会社もあり、今回は円満解決する方法としてこの買取が得意な不動産屋さんについて触れてみます。

まず、仲介と買取の違いを下記にまとめたのでご覧ください。

★仲介とは?
不動産屋さんに売却依頼をし、依頼した不動産屋さんが購入希望者を募って、条件が合えば売買が成立する方法の事を言います。
この場合、買い手は一般の購入希望者となります。
★買取とは?
不動産屋さんが直接不動産の買取を行う方法の事を言います。したがって買い手は不動産屋さんとなります。

実家の処分だけなら、買取が得意な不動産屋さんを探すと良いでしょう。
しかし、相続の問題が絡んでいるのであれば、買取だけではなく相続の相談など幅広く対応している不動産屋さんもおススメです。
不動産の売却は一生で1度あるかないか、という大事なものですので、不動産屋さん選びが実家の売却の成功を左右する一番のポイントともいえます。

実際に何が得意なのかを判断するのは難しい場合もあります。
その際は、ホームページやチラシなどをよく見て、信頼できそうな会社に電話をかけてみて、対応が丁寧かどうかで選ぶのも一つの方法です。

実家処分のコツ3 実家の名義変更をする

親から相続した実家を処分する場合、相続人は子になります。しかし、不動産は亡くなった親の名義のままでは売却出来ません。
そこで!相続後に名義変更をしていない方が最初にやるべきことは「親から相続人への名義変更」手続きです。

相続登記とも呼ばれるこの手続きは主にお住いの地域を管轄している法務局で行えます。

※郡山市の法務局はこちら

提出する書類は下記になります。

①亡くなった親の出生から死亡までの戸籍
亡くなった方の本籍地でしか取得できないので、郡山市に住んでいて亡くなられていても、本籍地が東京新宿区であった場合は、新宿区管轄の法務局へ連絡して発行してもらう事になり、時間がかかります。

②新たに名義人となる相続人の戸籍と印鑑証明
相続人が一人の場合にはすぐに用意できますが、複数人いる場合には全員分が必要になります。

③相続人全員の住民票
前項でも述べた通り、相続人が複数人いる場合(兄弟が2人いて他県に住んでいる等)は、全員分の住民票が必要になりますので、連絡して送ってもらうのに時間がかかります。

④遺産分割協議書(遺産分割協議があった場合のみ)
遺産分割協議書があれば、用意します。この書類は、預貯金の名義変更や不動産、車などの名義変更の場面で必要になります。


なお、この手続きには登録免許税という手数料が発生します。
この手数料は、実家の評価額に対して0.4%となりますので、仮に評価額1,000万円なら、4万円かかる計算になります。

実家処分のコツ4 土地の境界を確認しておく

処分しようとしている実家が建っている土地の境界がきちんと定まっているかどうかを確認しておきましょう。
そもそも境界線の位置が図面と一致していれば問題はないのですが、下記のような方は確認する必要がありますのでご注意ください。

  • 実際の境界が図面の位置とずれている
  • 境界そのものがない
  • 隣家の塀が自分の土地の境界上に建っている

上記のような場合は売却時に隣家とトラブルになる可能性が高いので、しっかりと確認しましょう。
境界が定まっていないと売却はもちろん、兄弟間で土地を分割することも、相続税を物納することも出来ません。

そのため、境界を確定させるためには土地家屋調査士へ依頼して「土地境界確定測量」を行います。

一般的な境界確定測量のおおよその費用は、実家が建っている土地の面積や、隣接している土地の数、道路査定の有無など、ケースバイケースなので見積もりをもらうと良いでしょう。
また、お隣の方に話してもすぐには承諾の印鑑が貰えないこともあり、時間がかかりますので、早期に処分したい場合は、早めの着手をおススメしています。

信頼できる不動産屋さんに出会えたら、合わせて相談するのも良いかもしれませんね。

郡山市で空き家になっている実家の処分は「専門家へ相談」が早期解決への道

田舎の空き家はなかなか買い手が見つからないこともあります。
その上、様々な書類や決まりごとがあるため、不動産の売却は個人では一筋縄ではいかない事がほとんどです。

そのため、実家を処分する際に生じるトラブルを回避し、スムーズかつ円滑に進めるには、弁護士や司法書士、不動産会社など様々な専門の方に相談するのがベストです。

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