- 親から相続した家、何年も放置してしまってボロボロ。
- 一度不動産屋に問い合わせたけど、断られてしまった。
- きれいに更地にして、土地として売りたいけど解体するお金がない。
古い家・空き家を所有されている方、こんなことでお悩みではありませんか？
なかなか売れない空き家を、誰に相談すれば希望通りに売却できるのか、不動産のプロが包み隠さずお伝えいたします。
売れずに諦めている方のヒントになれば幸いです。
そもそも、家を売るにはどうすれば？
家を売る方法は、意外にも選択肢が多くあります。
代表的なのは、不動産屋に相談して買い手を見つけてもらうことでしょう。
その他、個人で家を売ることも不可能ではありませんし、ハウスメーカーが土地を買い取る場合もあります。
では一つひとつ、説明していきましょう。
不動産業者に買い手を探してもらうケース
家を売るのに最も一般的なのは、不動産業者に相談をすることでしょう。
ですが、不動産屋に依頼をすれば、必ず売れるというわけではありません。
不動産業者はあなたの家を買ってくれる人を探して、仲介料を得ることで利益を出しています。
あなたの代わりに、買ってくれる人を探すのが不動産の役目です。
あまりに家屋がボロボロだと、断られてしまうか、綺麗にリフォームをする事をすすめられる場合があります。
リフォーム代だけでもお金がかかりますし、必ず売れる保証もありません。
そして、売却後には仲介手数料が発生します。
稀に、不動産業者がそのままでも買い取ってくれる場合がありますが、土地の価値だけでも利益が出せるような相当な立地の良いところに限られてくるでしょう。
買い手の気持ちになって、今の家を欲しがってくれるかどうか？という目線で考えてみましょう。
仲介料を取られるくらいなら個人売買を選ぶことも
近年ではインターネットが生活に根付いているため、不動産探しもネットでできるようになりました。
個人売買なら仲介料はかかりません。
しかし、不動産の個人売買に手を出すのは相当不動産に詳しくないと難しいと思います。
あなたが売った不動産から雨漏りやシロアリ、傾きなどのトラブルが発生したとき、買い手はあなたに直接問い合わせるでしょう。
不動産屋に相談をしていなかったがために、瑕疵を保証する責任や、クレーム対応などが発生する可能性をしっかり考慮したうえで個人売買を選択するべきです。
ハウスメーカーに買い取ってもらう事例
稀にですが、ハウスメーカーに相談をすればボロボロでも家を買い取ってもらえる場合があります。
次に家を建てたい人に土地を紹介するという明確な目的がありますので、今建っている家がどんなにボロボロでも関係ないのです。
解体費用をハウスメーカーが負担してくれる場合もありますが、相談のうえで決まるでしょう。
どうしようもない場合は自治体に寄付しましょう
家がボロボロなだけならまだ良いのですが、近くにコンビニがない、最寄り駅まで徒歩1時間以上など、家を建てたいと思う人が少ないエリアはどうしても処分しにくいです。
そんな場合、一定の条件を満たせば、自治体に寄付ができる場合があります。
例えば、道路・鉄道整備のため区画内の土地である場合や、公共施設の建設のための敷地にする場合などです。
自治体に問い合わせて、寄付をすることも難しい判断であれば、権利ごと手放すことになります。
相続放棄は、プラスの財産もマイナスの財産も一切受け取らないということになります。
この場合、あなたが所有者であれば、あなたのご家族に財産を残すことはできません。
生前のうちに財産を譲っておくなどをして、対策を練っていきましょう。
建築需要のあるエリアの空き家なら売却できる可能性アリ
様々な売却方法を紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか？
当社の場合は、3つ目でご紹介しました通り、次に家を建てる方に土地をお譲りする明確な目的があります。
どんなにボロボロの不動産でも買取し、解体費用は当社が負担します。
なかなか売れない空き家をお持ちの方、諦めずにぜひ一度お気軽にご相談ください。
